プロキシ 設定手順

目次

1. 本手順について
2. Windows 環境変数
3. GitBash 用プロキシ設定
4. Apache Maven 用プロキシ設定
5. R 用プロキシ設定
6. R・devtools 用プロキシ設定



1.本手順について

プロキシ設定手順について説明します。
本セットアップ手順では、以下の環境が準備されていることを前提としています。

また本手順の設定で使用するツールのバージョンを以下に記載しています。
最新版のツールの場合、画面構成等が異なる可能性があります。

ツール 本手順のバージョン 備考(バージョン指定など)
Git 2.33.1
Apache Maven 3.8.3
R 4.1.1 3.6.0 以降
R tools 4
Rstudio 2021.09.1+ 372


2.Windows 環境変数

Windows 環境変数へ変数を追加します。
なお、本手順で記載する[proxy]はプロキシサーバー名(またはアドレス)、[port]はポート番号に読み替えて入力を行ってください。

「エクスプローラ」の「PC」を右クリックして、「プロパティ」を開きます。


「システムの詳細設定」内の「環境変数」をクリックします。


「システム環境変数」の「新規」をクリックして、以下の2つの変数を新たに追加します。
作成後、「OK」をクリックします。


「システム環境変数」内に新たに
http_proxy=http://[proxy]:[port]
https_proxy=http://[proxy]:[port]
が追加されていることを確認します。



3. GitBash 用プロキシ設定

Atlas セットアップ手順「3.5 WebAPI の構築」で、「OHDSI」フォルダを作成後、「git clone」などのコマンドを実行する前に実行します。
スタートメニューから Git Bash を起動し、下記コマンドを実行します。

$ git config --global http.proxy http://[proxy]:[port]



4.Apache Maven 用プロキシ設定

Apache Maven インストールフォルダ(本手順では「c:\maven」)にある「conf」フォルダ内の「settings.xml」ファイルを開き、下記の設定行を追加します。


<下記の設定行を「settings.xml」に追加>
※ host に http:// の記述はいりません

<proxy> <active>true</active> <protocol>http</protocol> <host>[proxy]</host> <port>[port]</port> </proxy>
<host>には http:// 以降を記述

<修正前>

<!-- proxies | This is a list of proxies which can be used on this machine to connect to the network. | Unless otherwise specified (by system property or command-line switch), the first proxy | specification in this list marked as active will be used. |--> <proxies> <!-- proxy | Specification for one proxy, to be used in connecting to the network. | <proxy> <id>optional</id> <active>true</active> <protocol>http</protocol> <username>proxyuser</username> <password>proxypass</password> <host>proxy.host.net</host> <port>80</port> <nonProxyHosts>local.net|some.host.com</nonProxyHosts> </proxy> --> </proxies>

<修正後>

<!-- proxies | This is a list of proxies which can be used on this machine to connect to the network. | Unless otherwise specified (by system property or command-line switch), the first proxy | specification in this list marked as active will be used. |--> <proxies> <proxy> <active>true</active> <protocol>http</protocol> <host>[proxy]</host> <port>[port]</port> </proxy> <!-- proxy | Specification for one proxy, to be used in connecting to the network. | <proxy> <id>optional</id> <active>true</active> <protocol>http</protocol> <username>proxyuser</username> <password>proxypass</password> <host>proxy.host.net</host> <port>80</port> <nonProxyHosts>local.net|some.host.com</nonProxyHosts> </proxy> --> </proxies>



5.R 用プロキシ設定

Atlas セットアップ手順「4.3 R studio のインストール」で実施します。
R インストール後に1回のみ実施してください。
スタートメニューを開き、R コンソールを起動します。
コンソールに以下のコマンドを入力します。

> file.edit('~/.Renviron')


R エディタが起動しますので、以下2行を追加します。

http_proxy="http://[proxy]:[port]"
https_proxy="http://[proxy]:[port]"


入力後、×ボタンでR エディタ画面を閉じます。
変更内容の保存確認メッセージが表示されますので、「はい」をクリックします。


Atlas 手順「4.3 R studio のインストール」の手順を、続けて実行してください。



6.R・devtools 用プロキシ設定

Atlas セットアップ手順「4.4 Achilles インストール」で実施します。 スタートメニューを開き、R コンソールを起動します。
以下のコマンドを入力します。

> library(devtools)


続けて以下コマンドを入力します。

> library(httr) > set_config(use_proxy(url="http://[proxy]", port=[port],))


Atlas 手順「4.4 Achilles のインストール」の手順を、続けて実行してください。